9日に観た映画の次に
7日に視た展覧会の話を書く。
現実を超えた写実。
10月1日(札幌マラソンの日)
上手く札幌の街を迂回できず
南区へ流れてしまった時
芸術の森美術館で行われている
深掘隆介展のチケットを
持っていたが
もうちょっとだけ
楽しみを先延ばししたくて
あえて
行かなかった。
例えば
巨匠、大御所とよばれるくらいに
なったら
作品を抜粋できて
それらを
観覧者に届けたらいいのかも知れない。
私はこの展覧会で
余計なモノまで受け取った
みたいで
鬱鬱となってしまった。
それはそれは
升に入った金魚酒の
その リアル感、
また、
そのひとつ、ひとつに
付けられたネーミング。
そして
金魚一体一体の上から視た絵を
立てた発想。
ちゃぶ台の途中から
水の世界への移行。
素晴らしい展覧会でした。
ただ この展覧会の
金魚が光部分とすると
影の部分が
受動喫煙のように
私に纏わりつき
暫く
イヤな匂いみたいなのが
拭えなかった。
でも
ヒトは見たいモノしか
見ないので
私はカゲも視たかったと
いったところか。
全体をひっくるめて
視て良かったと
消化する
時間が必要だったわけです。
深掘隆介展
11月23日までやってます。